日本現代版画商協同組合とは
世の中が版画に対する正当な理解と評価をまだ十二分に持たない時代、良質な版画の普及と健全な版画市場の構築を目指して、日本現代版画商協同組合は1976年に有志により設立されました。
設立趣旨の実現に向けて、早くも初年度には「日本現代版画大賞展」の立ち上げのための委員会を発足し、翌年には開催にこぎつけました。同じ1977年には版画の用語解説を纏めた冊子を発行(改訂版を含めて4000部発行)し、教育・情報事業をスタート。1980年代には西武美術館版画大賞展に協賛として参加、1990年には名作版画による展覧会を開催するなど、矢継ぎ早に外部活動を行って参りました。
また一方で、組合員向けに加山又造、清宮質文を始めとする作家のオリジナル版画の出版・頒布を行い、1月には今では恒例行事となっている外部の有識者を招いての新年特別講話を開催して、組合員の啓発にも努めております。
設立より50有余年、世の中の変化に連れ、当組合もその姿を徐々に変えて参りました。今後も立ち上げの理念を堅持しつつも、電子化など世の変遷に柔軟に対応して参りたいと思います。
INFORMATION
組合名 | 日本現代版画商協同組合 |
理事長 | 玉屋 喜崇 |
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座2-11-10 第3ヤマトビル4F |
TEL | 03-3544-1871 |
FAX | 03-3544-1896 |
pj.ro.ohsnappin@ofni | |
URL | http://www.nippansho.or.jp |